【ルイ・エラール】新作「Hall of Fame Collection」の第一弾はアラン・シルベスタインとコラボ

 スイスの高級時計ブランド【ルイ・エラール(Louis Erard)】が、新たに「Hall of Fame(殿堂)Collection」を発表した。その第一弾として、鬼才アラン・シルベスタインとのコラボレーションモデル「スマイル デイ ブルー」と「トゥールビヨン レギュレーター ブルー」をリリース。


スイス・ジュラ山脈に拠点を置くルイ・エラールは1929年の創業以来、ブランドコピー機械式時計の伝統を体現してきたブランドである。近年はブランドCEOを務めるマニュエル・エムシュ氏の強力なリーダーシップのもと、異才とのコラボレーションを通じて独自のポジションを築き上げている。その歩みにおいて、2019年の登場から世界中のコレクターを熱狂させてきたのが、時計師兼アーティストであるアラン・シルベスタインとのタッグだ。パリでインテリアデザイナーとしてキャリアを積み、1980年代末に時計師へと転身した異色の経歴を持つ彼はバウハウス運動への深い敬意を基調に、幾何学的な厳格さと感情豊かな色彩を融合させ、時計を単なる計器でなく芸術作品へと昇華させてきた。



今回、ルイ・エラールが新たな展開として、ブランドのコレクションの中で時を超えて語り継がれる名作の希少性を保ちながら展開する新構想「Hall of Fame(殿堂)Collection」を発表。その記念すべき第一弾として、「スマイル デイ ブルー」と「トゥールビヨン レギュレーター ブルー」の2モデルがラインナップされたのである。このプロジェクトについて、ルイ・エラールCEOのマニュエル・エムシュはその意義を語っている。「アラン・シルベスタインとのコラボレーションは、決して平凡なものではありません。それは腕元に宿る物語であり、細部のすべてに意味が込められています。“Hall of Fame” は、こうした作品に永続的な舞台を与えるものです。時を超えて存在し続け、常に新たな驚きをもたらす空間なのです」。この言葉が示す通り、本コレクションは年間生産数を限定しつつ常設ラインとして供給を維持することで、ユーザーのニーズに応えていくことになる。


まず、日常にポジティブなエネルギーを添える「スマイル デイ ブルー」は、深みと輝きを併せ持つブルーサンレイ仕上げのダイヤルが視線を奪う。その上で躍動するのは、シルベスタインのシグネチャーである鮮やかな三つの針だ。レッドの三角形が時間を、ホワイトの矢印が分を、そしてイエローのスネーク状秒針が時の経過を刻んでいく。6時位置には独自のスマイリー表示を備え、7つの絵文字からその日の気分に合わせたパターンを選択することが可能となっている。平日はブラック、週末はレッドへとアレンジできるこの遊び心あふれる仕様は、日常のリズムにさりげない変化をもたらしてくれるはずだ。


40mm径のケースは、マイクロブラスト仕上げのグレード2チタンとポリッシュ仕上げのグレード5チタンを組み合わせ、抜群の着用感とともに軽量かつ強靭な構造を実現。内部には自動巻ムーブメント「キャリバーSW220-1」を搭載し、約38時間のパワーリザーブを確保した。ストラップにはバックルやピンを排し、人間工学的な合理性と優れた装着感を両立させたブルーナイロン製が装備される。

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