ダイバースキューバ当たりが名を連ねると予想していたので、個人的には意外な結末に思えました。
シリーズ後半になってからは、次世代型GPSソーラークロノグラフムーブメント「キャリバー 5X83」を猛プッシュしていますね。全8種類のうち、3針モデル4&クロノグラフが4、メカニカルが5&GPSソーラー3、と釣り合いのとれたレパートリーにまとまっています。
しかし、色合いのバランスは悪めで、白系統2水色1に対し、黒系統が5と圧倒的です。GPSソーラー3が黒一色、クロノグラフ4全てが黒系統と、色のバリエーションが乏しいのがネックです。ラスト第八弾に、もの珍しさや特別感を期待していたファンからすれば、「また黒(GPSソーラークロノグラフ)か・・・」と残念がる声も聞こえてきそうです。てっきり、珍しいカラーリング&型打ち模様を施したキングセイコー、ダイバースキューバ当たりが名を連ねると予想していたので、個人的には意外な結末に思えました。
しかしそれでも、売り切れ続出中の人気作揃いが「Seiko Brand 100th Anniversary」の特徴です。SEIKOブランド100周年のマイルストーン作品に相応しい、“未知の輝き”を秘めたSBXC158のデザインを多角的な視点で分析していきましょう。
2024年一発目を飾った第四弾SBDC199。「夜景が織りなす輝き」をテーマに選んでいます。
「メカニカルダイバーズ 1965 ヘリテージ」コレクションらしいチャコールグレーの文字盤に、ゴールドカラーの差し色がエレガントでした。終わってみれば、シリーズ唯一の非限定(スペシャルエディション)モデル、という個性も魅力的に感じます。
少し順番を飛ばして第七弾SBED013。1972年モデルの“パンダ”クロノグラフ 6138系デザインに、最先端GPSソーラークロノグラフムーブメント「キャリバー 5X83」を融合、レトロとハイテクを共存させています。第三弾SBEC023が横三つ目パンダだったので、オリジナル(縦目2レジスタークロノグラフ)に近づく外観へ変化したのは高評価です。
関連リンク:http://jpkopishops.blog.shinobi.jp/
関連リンク2:http://llnfekld.anime-festa.com/
関連リンク3:http://jkdfpoes.anime-voice.com/
SBED013も「輝き」をコンセプトとしていますが、どの「輝き」をテーマに選別したかは詳細不明です。筆者の主観も混じりますが、「ターコイズブルー風文字盤×黒目×金(コレクションのバランス的にホワイトゴールド?)の差し色」、「グリーン文字盤×ブロンズ製×茶革ベルト」など、変わり種のアニバーサリーパンダを用意しても面白かったような。
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